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ここで「な~んだ、結局そんなこと? それができれば苦労なんかしないんだよネ」と思ったアナタ! 実は、朗報がある。尿酸値を下げる効果があるとされる成分を配合した食品が、この9月1日、大手メーカー3社から一斉に発売されたのだ。この動き、業界でも注目されている。

いざという時に「アンセリン」という美食の新スタイル

 日清ファルマの「アンセリンB」、大正製薬の「アンセリン粉末緑茶」、日本ミルクコミュニティの「農協 1日分の野菜 アンセリン」は、それぞれタブレット、スティックタイプの粉末緑茶、野菜系飲料と形は違うものの、共通して「アンセリン」という新しい食品素材が配合された機能性食品だ。

●アンセリンB(日清ファルマ)

 アンセリンに加え、ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸)を配合したタブレット。

●アンセリン粉末緑茶(大正製薬)

  静岡県産の一番茶・二番茶を中心に使用した粉末緑茶。携帯に便利なスティックタイプ。

●農協1日分の野菜 アンセリン(日本ミルクコミュニティ)

 1本に、1日の野菜摂取量の目標である350g分の野菜(11種類)を使用した。

 このアンセリンを3社に供給しているのが焼津水産化学工業という会社である。同社では、従来から、マグロ、カツオ、サケ、サメ、鶏の筋肉などに含まれるアンセリンに注目し、研究してきた。当初は、アンセリンの抗疲労効果に注目していたが、最近になって、特にマグロ、カツオのアンセリンには、尿酸値を下げる効果があることがわかった。ヒト試験、ラット試験では、ともに有意に尿酸値が降下したという。

 アンセリンが尿酸値を降下させるメカニズムとしては、次の2つが指摘、予想されている。(1)アンセリンはプリン体の再利用を促すHPRTという酵素を増やす働きがある。そのため、尿酸の産生が抑制される。(2)アンセリンは乳酸を代謝する酵素(LDH)を増やす。乳酸が体内に溜まると、尿酸が排泄されにくくなるが、アンセリンによって乳酸の代謝がよくなるため、尿酸の排泄も促進される。

 これに注目した大手3社が、3社3様の機能性食品を開発したのである。3種類の形が選べるため、仕事中でも、食事の際にも、好みのスタイルでアンセリンが摂れる。